猿田彦珈琲について

プロダクト

店舗メニュー

コラム

採用情報

店舗を探す

オンラインストア

ハシエンダ・ラ・エスメラルダ|社内がザワつく、特別なコーヒー農園の秘密

豆知識

2026.06.01

こんにちは。

現在、猿田彦珈琲ではエスメラルダ農園のゲイシャ品種のロットを2種類発売中です。


① La Esmeralda Leon Geisha Washed 4FB

カーニャス・ヴェルデス レオン区画の、ウォッシュトプロセスのコーヒー


② La Esmeralda Aguila Geisha Anaerobic Washed 4AFC(15周年特別セットに含まれます)

エル・ヴェロ アギラ区画の、アナエロビックウォッシュトプロセスのコーヒー


実は社内でも販売情報を流すとちょっとザワつくスペシャルなコーヒーが、このエスメラルダ農園のコーヒーです。


というわけで今回は、パナマの超有名農園「ハシエンダ・ラ・エスメラルダ(通称:エスメラルダ農園)」についてお話しようと思います。


この記事を読み終わるころには、あなたも“エスメラルダ・マニア”を名乗れる、かもしれません。


【目次】

  • エスメラルダ農園について
  • エスメラルダ農園とゲイシャ
  • エスメラルダ農園のコーヒーが評価される理由
  • まとめ


エスメラルダ農園について

まずはハシエンダ・ラ・エスメラルダという名前について。

“ハシエンダ(Hacienda)”というのはスペイン語で「農園」ですが、特に中米のコーヒー農園では「大農園」を意味します。


ちなみに“エスメラルダ(Esmeralda)”はスペイン語で「エメラルド」。

実際、緑のきれいな農園なので納得感がありますね!

農園を経営しているのは、1967年に農園を購入したピーターソンファミリー。
現在の代表はレイチェルさんです。


エスメラルダを構成するのは主に4つの農場(1. パルミラ/2. カーニャス・ヴェルデス/3. エル・ヴェロ/4. ハラミージョ)です。

各農場の詳しい場所は、Hacienda La Esmeralda 公式サイト(Farms)の地図からもご覧いただけます。


  1. パルミラ(Palmira)
    コーヒー栽培標高1,600~1,800m、エスメラルダのオフィスもここにあります。
    エスメラルダ農園がコーヒー栽培を始めた最初の土地のひとつです。
  2. カーニャス・ヴェルデス(Cañas Verdes)
    コーヒー栽培標高1,450~2,050m、3~4ヶ月の乾季と冷涼な気候のテロワールで、現在の敷地の半分は1967年に購入した当初から牛の放牧地として利用されていました。
    2004年のゲイシャの発見のあと区画を拡大し、多くの品評会受賞ロットを輩出しています。
  3. エル・ヴェロ(El Velo)
    コーヒー栽培標高1,650~1,900m、2012年に購入した比較的新しい区画。
    比較的平坦で、均一な列植が可能だそうです。
    多くの品種を栽培しているほか、ここから続く標高の高い自然保護区は貴重な鳥類の生息地にもなっています。
  4. ハラミージョ(Jaramillo)
    コーヒー栽培標高1,600~1,700m、湿度の高い冷涼な気候のテロワールで、ここに植えられていたゲイシャ品種がすべての始まりでした。
    下部はなだらかな丘陵地帯、上部は40度の急斜面になっていて維持管理に困難が伴うそうですが、ゲイシャ品種のマイクロロットにおいては随一の品質を誇ります。


エスメラルダ農園とゲイシャ

ゲイシャ品種について、詳しくはこちら


エスメラルダ農園を有名にしたのは、2004年のベスト・オブ・パナマに出品したゲイシャ品種のロットです。

さび病対策で植えていたハラミージョ区画のゲイシャ品種の、そのユニークな風味が大ヒットし優勝、最高落札価格を更新しました。


現在もエスメラルダ農園はベスト・オブ・パナマに出品していて、2025年はゲイシャナチュラル、ゲイシャウォッシュト、その他の品種の3部門すべてで優勝しています。


🏆 ベスト・オブ・パナマ 2025 優勝ロット

・ゲイシャウォッシュト1位:カーニャス・ヴェルデス Nido区画

・ゲイシャナチュラル1位:カーニャス・ヴェルデス Nido区画

・その他品種1位:エル・ヴェロ ラウリーナ品種 アナエロビックプロセス


さらに、2008年よりエスメラルダ農園だけでオークションを開催(プライベートオークションと言います)するほど、世界中のコーヒーバイヤーが求めてやまないコーヒーになっています。


エスメラルダ農園のコーヒーが評価される理由

なぜこれほどまでにエスメラルダ農園のコーヒーが評価され続けているのかというと、徹底したロット管理による「品質の安定性」が理由として挙げられます。


コーヒーの品種独特の風味は、実は他の品種と混ざっていると半減してしまいます。


他の品種のロットと分けられているから。

他のプロセスのロットと分けられているから。

だからこそ私たちは、品種やプロセスの特徴を風味として感じて、楽しむことができます。

エスメラルダ農園でのコーヒーチェリーの乾燥風景(ナチュラルプロセス)。
品種やロットごとにセパレートされ、品質の安定性が守られている。


今やスペシャルティコーヒーの品質管理の常識と化している「悪いものを入れない、他のものと混ぜない」という徹底した品質管理を最初に形にし、結果に結びつけた偉大なパイオニアのひとつが、エスメラルダ農園なのです。


まとめ

彼らはこの品質管理を20年以上の間当たり前のように続けて素晴らしい結果を残し続け、ついに2025年に3冠を果たしました。


その知識や技術は他の農園にも影響を与えていて、素晴らしい品質のゲイシャ品種のロットを作る農園がこの10数年のうちに増えてきました。


これからも猿田彦珈琲では素晴らしいエスメラルダ農園のコーヒーをお届けしたいと考えていますので、ぜひ一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。


☕猿田彦珈琲のエスメラルダ農園コーヒー

① La Esmeralda Leon Geisha Washed 4FB
カーニャス・ヴェルデス レオン区画の、ウォッシュトプロセスのコーヒー



② La Esmeralda Aguila Geisha Anaerobic Washed 4AFC(15周年特別セットに含まれます)
エル・ヴェロ アギラ区画の、アナエロビックウォッシュトプロセスのコーヒー



Text:村澤 智之(猿田彦珈琲)


SARUTAHIKO COFFEE inc.

オンラインストア