【審査レポート】アイスコーヒーワングランプリ
舞台裏
2026.08.25

6月25日~7月19日の期間、猿田彦珈琲のオンラインショップで
アイスコーヒーのレシピを募集した、お客様参加型企画「アイスコーヒーワングランプリ」。
豆と水だけで淹れる"引き算の美味しさ"を追求したレシピが、たくさん集まりました。
<結果発表ページ>では伝えきれなかった、審査当日の様子を少しだけお届けします。
【目次】
- 審査員紹介
- 応募レシピの再現
- 入賞レシピ
- 番外編レシピ
- まとめ
審査員紹介
まずは、本日の審査員をご紹介します。
左から、高山バリスタ、村澤バリスタ、森バリスタ。
普段はコーヒー豆の焙煎やブレンドに携わる3人が、この日は審査員を務めました。
応募者それぞれの"自慢のレシピ"が書かれたシート。
まずはそれぞれに目を通すところから、審査は始まります。
応募レシピの再現
応募レシピを、同じ豆・同じ分量でバリスタが再現します。
応募者が考えた配合や淹れ方が、実際にどんな一杯になるのかを確かめました。

一滴一滴、丁寧に。
お湯の温度も、注ぐ速さも、レシピに書かれた通りに再現していきます。

一口含んで、静かに考え込む時間。
質感、後味、風味。
感じたことをその場でメモに残していきます。
「お店で提供しているものと遜色ないかも…」
そんな声も、思わずこぼれるほど。
入賞レシピ
一杯ずつ丁寧に味わい、意見を交わしながら、審査は進みました。
今回、特に印象に残ったのはこの3つのレシピです。
🏆最優秀賞:「浅煎り派」さんのレシピ
豆16gに対してお湯200ml、点滴を挟みながら4投で仕上げる一杯。

使用豆は【深煎り】ディカフェ エチオピア。
器具はDrippen。
🥈優秀賞:「りん」さんのレシピ

豆15gに対してお湯120ml、氷80gで一気に冷やし仕上げる一杯。

使用豆は【中深煎り】ひまわりブレンド。
器具はORIGAMI。
🥉特別賞:「掛布団」さんのレシピ

豆14gに対してお湯150ml、5投に分けてゆっくり浸透させる一杯。

使用豆は【深煎り】ディカフェ エチオピア。
器具はOrigami。

どのレシピも完成度が高く、審査員たちも納得の表情。
思わず笑みがこぼれる場面も。
▶ 入賞レシピのこだわりや総評は、<結果発表ページ>でぜひ!
番外編レシピ
この審査会には、印象に残ったレシピがもう2つありました。
とある理由から、入賞対象にならなかったのですが……
紹介しないのはもったいない。
というわけで「番外編」としてお届けします。
じつはこの2つ、猿田彦珈琲と少し関わりのある方からの応募でした。
その1:「かいかい」さんのレシピ
かいかいさんは、猿田彦珈琲のOB。
現在は独立し、自身のコーヒー店を営んでいます。
妊娠中の奥さまが、家でいつでもおいしいディカフェを楽しめるように——夜のうちに抽出して冷蔵庫にストックしておくレシピです。
心温まるエピソードとあわせて、誰が淹れても美味しくなりそうな再現性の高さにも注目です。
【レシピのポイント】
- 湯を入れるは一度だけの浸水式で、誰でも再現しやすい設計
- 沸騰後1分置いてからの投入だから温度管理がシンプルで明確
- 撹拌の回数で好みの濃さへ調整できる
その2:「K.T」さんのレシピ
K.Tさんは、猿田彦珈琲の現役社員。
コーヒーオタクとして社内では名の知れた存在です。
ある日、道で見かけたタライに浮かぶスイカ——そんな夏の風物詩から着想を得た、ジューシーな味わいを目指すレシピです。
コーヒーと夏の情景を結びつける発想が、ここでの決め手になりました。
【レシピのポイント】
- サーバーを氷水に直接浸し、薄まる前にしっかり冷却
- 湯温85℃が、雑味を抑えてクリアな甘さを引き出す
- 細挽きでしっかり濃度を出し、とろりとした質感を実現
まとめ
ご応募いただいた皆様、ありがとうございました。
気になったレシピがあれば、ぜひご自宅でも試してみてください。
同じ豆、同じ分量で淹れれば、あなたの家でも再現できるはずです。
Text:アイスコーヒーワングランプリ実行委員会(猿田彦珈琲ECチーム)



