今月のおすすめシングルオリジン|ケニア/Marua AA
豆知識
2026.08.03

毎月ひとつ、いま飲んでほしいシングルオリジンをご紹介するシリーズです。
8月はケニアのMarua AAをお届けします。
どんな場所で、どんな人たちが育てたコーヒーなのか。
この一杯が生まれた場所のことを、少しだけご紹介します。
ぜひ飲みながらお付き合いください。
【目次】
- 山のふもとの、火山の土
- 「AA」とは何か
- 農園ではなく、処理場の名前
- そして、ニエリ
- 味わい
山のふもとの、火山の土
アフリカで2番目に高い山、マウントケニア。
そのふもとに広がる標高1,600〜2,000mの火山土壌が、ケニアのコーヒー産地です。
赤道直下でありながら昼と夜の寒暖差が大きく、実がゆっくりと熟していきます。
この奥に見える山がマウントケニアです。 標高は5,199m!!
「AA」とは何か
ケニアの等級表記です。
精製された豆を大きさで分け、大きいものほど上位。
AAはそのなかでも最上位にあたります。

生豆のピック作業を 行う現地のスタッフさんたち。品質管理には欠かせません。
もうひとつ特徴的なのが、オークション。
等級分けされたロットはサンプルが事前にカッピングされ、毎週開かれる競りで落札した業者が輸出します。
農園ではなく、処理場の名前
「Marua」は農園ではなく、生産処理場の名前です。
ケニアには処理設備を持たない小規模農家が非常に多く、収穫したチェリーはCWS(コーヒーウォッシングステーション)に持ち込まれます。
ロットは、農園名ではなく処理場の名前で流通します。
買い付けチームが訪れた処理場では、6,000人から1万人もの農家がスマートフォンでID管理されていました。収穫期には、処理場の前の道が渋滞するのだそうです。
こちらはキリニャガという別のエリアにあるウォッシングステーションの様子。綺麗...。
そして、ニエリ
このロットが生まれたのはマウントケニア裾野の産地中央州ニエリ。
標高1,700〜2,000m、ケニアでもトップクラスの安定感を誇る産地で、SL品種との相性の良さが黎明期から知られてきました。
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味わい
ブラックベリー(カシス)を思わせる風味と、ジューシーなブラッドオレンジのような爽やかさ。
温度が下がってくると、黒糖のような甘みが顔を出します。
飲みごたえのあるフルーティーなコーヒーをお探しの方に。アイスコーヒーでも楽しめます。

【浅煎り】ケニア/Marua AA
100g / ¥1,680(税込)
生産国:ケニア共和国/地域:中央州 ニエリ/生産処理場:マルア
標高:1,700〜2,000m/品種:SL28、SL34/生産処理:ウォッシュト
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産地の事を知ってから飲むと、同じコーヒーが少し違って感じられるかもしれません。
みなさん、今月はぜひケニア/Marua AAをお試しください!
Text:奥村 一誠(猿田彦珈琲)




