今月のおすすめシングルオリジン|ぺルー/Corralpampa Geisha Washed 2025COE#6
豆知識
2026.09.01

毎月ひとつ、いま飲んでほしいシングルオリジンをご紹介する「今月のシングルオリジン」シリーズ☕️
9月におすすめしたいのは ぺルー/Corralpampa Geisha Washed 2025COE#6 です。
飲む前に、この一杯が生まれた場所のことを少しだけ。

【目次】
- コーヒー産地としてのペルー
- ぺルーのテロワール
- Corralpampa Geisha Washedの味わい
コーヒー産地としてのぺルー
ぺルーはアンデス山脈が貫く、南アメリカ大陸のコーヒー産地です。
日本ではそれほどコーヒー産地としての知名度が高くない印象ですが、これは1990年代からぺルー産のコーヒーの輸出先が欧米であったことに起因しています。
1990年代の欧米のコーヒー業界ではエシカルな原料調達が重視されており、実はぺルーはこの需要に「認証コーヒー」という形で応え、成長した産地です。
ですので今でもオーガニックを始めとした様々な認証を受けたコーヒーの生産量が多いのが産地としての特徴となっています。
ぺルーのテロワール
ぺルーのコーヒー、特にスペシャルティコーヒーはアンデス山脈の標高2,000mに迫るか、もしくはそれ以上の標高の土地で栽培されます。
現生熱帯雨林の肥沃な土壌のおかげでオーガニック栽培と相性がよく、またオーガニック認証を受けていない農園でも肥料や農薬を使用しない、実質オーガニックでコーヒーを栽培している農園も多いです。
栽培標高が高いため冷涼な気候で、明るく爽やか、滑らかさのあるコーヒーが作られます。

チェリーを摘み取っているのは生産者のエリザベスさん。
Corralpampa Geisha Washedの味わい
インカワシという地域の標高2,260mにあるコラルパンパ農園で作られた、ゲイシャ品種ウォッシュトプロセスのコーヒーです。
ウォッシュトプロセスのコーヒーなのですっきりした味を想像しますが、栽培標高がとても高い冷涼な気候で育った関係か、ゲイシャ品種特有の風味に加えて熟度の高い果実の味わいや濃厚な口当たりがあり、飲んでいて非常に充実感を感じるコーヒーです。
温度が下がるにつれて甘みが増し、フルーツシロップを思わせる味わいに変化していきます。
世界でも希少なテロワールで作られるゲイシャ品種の特別な風味を、ぜひご堪能下さい。
【浅煎り】ぺルー/Corralpampa Geisha Washed 2025COE#6
80g / ¥2,680(税込)
生産国:ペルー共和国/地域:クスコ ラ・コンベンシオン インカワシ/生産処理場:マルア
標高:2,260m/品種:ゲイシャ/生産処理:ウォッシュト
受賞:2025年カップオブエクセレンス6位
Text:村澤 智之(猿田彦珈琲)




